たった3STEPで採用成果を激増する方法

「人を採用できない」
「求人広告を出しても応募すらしてくれない」

沖縄の事業者さんと話をしているとそんな話をよく聞きます。

「どんな求人求人広告を出しているんですか?」

確認すると、一般的な項目にありきたりの情報を載せているだけ。

これでは厳しいですよね。
この記事を読めば↓がわかります。

採用につなげるために具体的に実施すること

目次

たった3STEPで採用を10倍効果的にする方法

1、採用はマーケティングと同じ

事業を思い浮かべてください。

1.誰に、2.何を(物・サービス)、3.どのように届けるか、を考えてビジネスを組み立ていませんか?

採用も同じ流れで考えることができます。

「1、誰に」は、採用したい人。
「2、何を」は商品やサービスではなく自社
「3、どのように」は見せ方やチャネルの選び方。
となります。

通常と異なるのが「2、何を」が自社というところだけ。

やっていることは普段のビジネスと変わらないのです。

2、「誰に」を設定しよう

まずは、今回採用したい職種について考えます。
少なくとも下記6つの質問に対して、答えを書き出しましょう。

①採用する職種
②採用した人にやってもらう仕事
③採用した人に創り出してもらいたい成果 
④想定される困難や難しさ
⑤困難や難しさを乗り越えて成果を出せる人とは
⑥過去採用した人で最適な人は

①〜⑤の質問で採用したい人を明確にしたら、⑥過去採用した人で最適な人を基準に簡単なプロフィールを考えます。
リアルに存在する人をターゲットにすると、イメージがビビットになります。
人物像が具体化できたら、その人物が仕事において重視していることを少なくとも5つほど書き出してください。

例えば、
①有休のとりやすさ
②教育体制
③一緒に働く人
④家からの近さ
⑤給与
というような感じですね。

3、「何を」の具体化

「何を」採用したい人にぶつける自社のPRポイントを整理します。
自社のPRポイントの見える化です。

まずは自社を客観的に見つめるためにも下記について現状を記載ください。
1つ1つしっかり書き出しましょう。
書き出すことは、熟考し深めることに繋がりとても重要です。

①理念やミッション・ビジョン
②働く柔軟性(リモートワーク・有給対応など)
③社会貢献性(若い人ほど重視する傾向)
④教育・研修体制
⑤福利厚生
⑥サポート体制(相談のしやすさ)
⑦オフィス自慢(距離もふくむ)
⑧自由度(権限委譲度)
⑨給与
⑩ステップアッププラン
⑪一緒に働く人
⑫身に付くスキル
⑬社員への投資
⑭その他の魅力

他社と比べて優れている部分はどこでしょうか?

優れているところは特に詳細にご記載ください。
PRできると記載したことの根拠(具体例)も頭に浮かべておきましょう。

ここで棚卸ししたことが、貴社の財産にもなります。

4、「どのように」届けるか

1の採用したい人と2の自社のPRポイントが合致するところを中心に文書化していきます。

次のような表を埋めて頂くと良いです。

ここで何より大切なのは右端の「採用したい人にマッチするPRの根拠」です。

ここは貴社独自のオリジナリティの高い差別化ポイントになります。

例えば、有給を取得しやすいことをPRする事業者さんは多いです。
そこを、「ジョブローテーションにより皆が複数の仕事に対応でき、互いにカバーしあっているので急用でも遠慮なく有給が取れる体制ができている。」
と具体例とともに書けば説得力や独自性も高まります。

文書をつくったら、いよいよどのチャネルを選ぶかを検討します。
ネット系とリアル系に分けて考えます。

チャネル図

採用したい人に届くチャネルはどれか、よく考えましょう。

以上ができたらあとはひたすらPDCAを回すのみです。
修正・実行を繰り返しながらよりよいものにしていきましょう。

まとめ

・採用はマーケティングの手順と同じである
・誰に、何を、どのようにを届けるかを考える
・「誰に」は、過去採用した人で最適な人にすると採用マーケティングの質が上がる
・最も重要なのは、どのようにの「採用したい人にマッチするPRの根拠」、ここで差別化する

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この記事を書いた人

沖縄県浦添市/チャレンジ・アクセラレーター・コンサルティング代表/ 半導体材料メーカー→経営コンサル会社→独立/最前線で毎月30社の事業者さんをサポート/認定支援機関/中小企業診断士、事業承継アドバイザー、職場のSDGs推進コンサルタント/沖縄県産業振興公社、中小機構沖縄事務所、商工会議所の登録専門家/創業や事業、副業に役立つ情報を発信/経営戦略、事業計画、資金調達、補助金、お気軽にご相談ください

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