【簡単なのに効果抜群】ビジネスアイデア見える化シートの作り方

ビジネスアイデアの見える化
ビジネスアイデア見える化シート

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ビジネスアイデアでも、ビジネスの現場でも「見える化」はものすごく重要なスキルです。
この記事で下記を理解することができます。

・「ビジネスアイデア見える化シート」の作り方がわかる
・「ビジネスアイデア見える化シート」のメリットがわかる


ビジネスアイデア見える化シートを作成するだけでビジネスに大きな差がつきます。
ビジネスアイデアを見える化すると磨き上げることができるからです。
簡単なので作ってみて、公的支援幾機関に事業相談に行きましょう!!
ビジネスアイデア見える化シートは↓からダウンロードください。

目次

【簡単なのにメリットたくさん】ビジネスアイデア見える化シートの作り方

1、ビジネスアイデア見える化シートの構造

ビジネスアイデア見える化シート
ビジネスモデル見える化シート

ビジネスアイデア見える化シートを眺めてみてください。
人によっては既視感があるなぁと感じるかもしれません。

実は、ビジネスアイデア見える化シートはフレームワークで有名な3Cと4Pの複合です。
ビジネスアイデア見える化シート全体が自社・顧客・競合の3Cの構造になっています。
顧客のハコのなかは、提供価値、価格、プロモーション、提供場所の4Pです。

フレームワーク3C

3Cとはビジネス環境を自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)の観点から捉えたフレームワークです。

フレームワーク3C
出典:経営戦略の基本 経営戦略研究会著

使い方はシンプル。
まずは、顧客と競合の動きを分析します。

次に、顧客と競合の動きからKFS(重要な成功要因)を見つけ出します。
最後にKFS(重要な成功要因)と自社の強み・弱みをから、どう動いたら良いかを考えます。

起業時のビジネスアイデア見える化シート作成時点では、KFS(重要な成功要因)の明確化までは必要ありません。
3Cを漏れなく捉えるようにしましょう。

フレームワーク4P

4Pとはマーケティングで検討すべき4つのPの頭文字をとったフレームワークです。
4つのPとはProduct(提供価値・製品)、Price(価格)、Promotion(広告・宣伝)、Place(提供場所・流通)のことです。

マーケティングの4P
参考:経営戦略の基本 経営戦略研究会著

4つのPから上記のようなことを最終的には決めていきます。
ただしビジネスアイデアの段階からしっかり書こうとすると大変なので、ここでも決まっているところまでを記載してください。
ビジネスアイデアを深める過程で磨き上げていきます。

2、ビジネスアイデア見える化シートの書き方

ビジネスアイデアシートの書き方を説明します。

ビジネスアイデアを①から⑧に順番に書いていってください。

ビジネスアイデア見える化シート

①自社

①には自社(自身)について書いてください。
現時点で思いつく強みや弱みを中心にしましょう。
競合(同業者)と比較しての強み弱みが重要です。

②ターゲット

②にはターゲット顧客を書きます。
SDGsに関心の高い20代女性、お腹を空かした男子学生、などです。
細かく決まっていない場合は、男性、女性、高齢者などでもOK。

③提供価値

③には提供する価値を書きます。
商品やサービスが該当します。
環境に配慮した雑貨、お腹いっぱいになる定食屋、などと書いてください。

④価格

④には提供する価格を書きます。
800円〜1500円/人と1人あたりの単価を書いてもらえればよいです。

⑤プロモーション

⑤はプロモーション方法です。
SNS(フェイスブック・インスタ・ツイッター・ブログ)やチラシ、検索連動型広告、などです。
お客さんがよく使うコミニケーションツールを想像しましょう。

⑥提供場所

⑥には商品やサービスを届ける場所や手段(チャネル)を書いてください。
店舗ならその立地場所、amazonや楽天などのECサイトを書く場合もあります。

⑦競合

⑦には競合となる店舗などを書きます。
同じ顧客を取り合うライバルです。
最初の段階であればインターネットで検索して判明した店舗や企業の名前を書きます。

⑧起業理由

⑧には起業理由を書きます。
なぜ起業するか?」は事業成功のキーなります。
前向きな気持ちで行動する原動力となるためです。
心の声を聞きながら起業理由を書いてください。

3、ビジネスアイデア見える化シートの具体例

下記は経営相談もできる無人のシェアオフィスのビジネスアイデア見える化シートです。
私がそのうちやりたいと思って作成しました。
ポイントを①から⑧にそって記載します。

①自社

強みと弱みを記載しました。
独りよがりではなく競合と比較したときの強みと弱みを書いてください。
競合に対して強みとなる部分が差別化のポイントになります。

今回のビジネスアイデアは「経営相談可能な無人コワーキングスペース」ですが、自身のキャリアを活かした経営相談もできることが差別化の中心になっています。
自身のキャリアでターゲット顧客に貢献できるところは競争優位を築く源泉になりやすいです。

②ターゲット

起業したばかりの創業者をターゲットにしています。
ターゲットは具体的にしておけばおくほど良いです。
ニーズをより深く把握できるからです。
ニーズが具体的であれば、それだけ効果的な施策も打てます。

③提供価値

提供価値はビジネスによって商品だったりサービスだったりします。
ターゲットに対し何を届けるか出来るだけ具体的に書いてください。
私の場合はただの「コワーキングスペース」ではなく、「経営サポートの手厚い無人対応のコワーキングスペース」としました。

④価格

自社のコストと同業者の事業内容や価格、ターゲットが幾らくらいであれば利用するかを考えて単価を決めます。
私の場合は、経営サポートが手厚いことを付加価値としているので、同業者(1.5万円〜2万円/人・月)よりやや高い価格をつけています。

⑤プロモーション

SNSの運用は必須です。ターゲット顧客と提供価値によって何のSNSが効果的かが変わります。
コワーキングスペースは言葉でも情報を伝える必要があるので、ブログやTwitterを使います。
商品を扱う場合はインスタグラムの方が効果的だと思います。
下記のようなデータも参考にしましょう。

SNS年代別シェア
出典:総務省

⑥提供場所

商品やサービスをリアルの店舗で届けるか、オンライン経由で届けるか、その両方か。
ほとんどのケースがこの選択になると思います。
店舗を出す場合は周辺の顧客属性や競合調査も忘れずに実施してください。

⑦競合

インターネットで調べた競合の名前を書きます。
出来るだけ競合の事業内容と価格情報も把握しましょう。

4、ビジネスアイデア見える化シートの作成メリット

ビジネスアイデア見える化シートを作成するメリットは下記です。

①ビジネスをブラッシュアップできる
②第3者の的確な意見をもらえる
③詳細に深掘りしていくことがわかる
④気づかなかったリスクが見える

ビジネスアイデアを見える化することで、アイデアを発展させブラッシュアップさせていくことができます。

また、第3者から的確な意見をもらいやすくなります。

すると、さらに情報を収集し深掘りしなければならないところがわかったり、見落としてしまっていたリスクに気づくこともできるようになりますよ。

まとめ

  • 起業を考えたらまずはビジネスアイデアシートの作成しましょう
  • 作成が終わったら沖縄県産業振興公社やよろず支援拠点など公的支援期間で相談をします
  • 第3者の視点も取り入れつつビジネスアイデアをブラッシュアップできます
  • ビジネスアイデアを見える化することが起業の成功率を上げるために極めて重要です

お困りごとがありましたら何なりとご連絡くださいね!!

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この記事を書いた人

沖縄県浦添市/チャレンジ・アクセラレーター・コンサルティング代表/ 半導体材料メーカー→経営コンサル会社→独立/最前線で毎月30社の事業者さんをサポート/認定支援機関/中小企業診断士、事業承継アドバイザー、職場のSDGs推進コンサルタント/沖縄県産業振興公社、中小機構沖縄事務所、商工会議所の登録専門家/創業や事業、副業に役立つ情報を発信/経営戦略、事業計画、資金調達、補助金、お気軽にご相談ください

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