出店候補先が決まったら、周辺の情報を得る。
特に、店舗は出店場所によってビジネスの成否が変わってしまいます。
ただ、どうやって情報を得れば良いかわからない方もいらっしゃいますよね。
そんな方は、ぜひご一読くだい。
出店候補先が決まったら最低限やるべき2つのことがわかる
これだけはやってほしいということを2つ書きました。
客観的情報の調査→現地調査の流れです。
出店候補先が決まったら絶対やること2つ
MieNa(ミーナ)で客観的な情報をえる
MieNa(ミーナ)って何?
MieNa(ミーナ)を聞いたことはありますか?
出店候補先周辺のデモグラフィックな情報を一瞬で知れる優れものです。
デモグラフックとは人口動態という意味です。
・どんな年齢層の人がいるの?
・家族構成は?
・年収700万円以上の富裕層の人数は?
・貯蓄1000万円以上の世帯数は?
・何にお金を使っているの?
というような情報をとれます。
宜野湾市普天間2丁目の周囲500mを例に商圏レポートをとりました。
MieNa(ミーナ)で何を確認すればよいの?
出店候補先にターゲットがいるか?が重要です。
出店場所を探すということは、ビジネスのターゲットが固まっているはずです。
(ターゲットが不明確であれば、まずはターゲットを決めてください。)
MieNa(ミーナ)のレポートを見て、
・料亭を開くのに富裕層がほとんどいない
・塾を始めるのに周辺に子供が少ない
・若い女性向けにアパレルを始めるのに20代女性が少ない
・単身高齢者向けサービスをや流のに独り暮らしの高齢者が少ない
などがわかれば出店候補先を見直しましょう。
これを調べることで、開店後の後悔を避けられます。
また、マーケット購買力調査からは、何にお金を使っているかがわかります。
お金の使用用途を確認して、品揃えを再考するのも重要ですよね。
MieNa(ミーナ)はどこで使えるの?
MieNa(ミーナ)はゆいレール旭橋駅近くの沖縄県立図書館3階で使えます。
図書館が開館している間はいつでも利用可能です。
もちろん無料です。
3階の受付に行ってMieNa(ミーナ)を使いたいと伝えましょう。
専用のPCに案内されます。
図書館カードがあれば、図書館の端末から自身で申し込むことも可能です。
ソフトを起動したら、調べたいエリアの住所を選択するだけです。
レポートをコピーする場合はコピー代がかかります。
白黒コピーであれば10円/枚です。
候補地を訪問し五感で情報をえる
出店候補地周辺を散策する
MieNa(ミーナ)で出店候補地にターゲットがいることがわかったら、必ず現地に行きましょう。
街や建物の雰囲気を確かめます。
その際、下記のような点をチェックします。
・どんな人とすれちがうか
・ターゲットは実際にいるか
・街にゴミは落ちていないか
・街に落書きなどはないか
・出店候補先物件の雰囲気は気に入るか
・周辺にどんなお店があるか
時間帯によって顔が変わる街もあるので、2時間おきくらいに歩いてみることをお勧めします。
同業者のお店には必ず訪問する
小売店や飲食店など、同業者のお店がある場合は必ず利用しましょう。
そして良い点悪い点を見極めましょう。
良い点は模倣し、悪い点は改善します。
また、店員さんと会話ができるなら、
・どれくらいのお客さんがくるか?
・顧客単価はどれくらいか?
などの情報も仕入れます。
これらの情報は、ビジネスが軌道に乗ったとき、どれくらいの損益になるかを推定するのに役立ちます。
収集した情報から事業計画を見直しましょう。
金融機関から融資を受ける際にも、売上や利益の根拠を聞かれます。
出店地域周辺の同業者からとった情報から推定した損益見込みであれば説得力が増します。
まとめ
・出店場所によってビジネスの成否が変わる
・出店候補先が見つかったら、客観的情報の調査→現地調査の順番で行う
・客観的情報はMieNa(ミーナ)を活用してターゲットいるかを調べる
・現地調査では必ず同業者のお店を利用して情報を得る
起業したいと思ったら、お気軽にご相談ください。
何をすれば良いのかアドバイスさせて頂きます。
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