【融資通過率爆上】創業計画書の書き方7つのポイント

創業者向けの融資に落ちる7つのケースを回避すると、
あとは創業計画書の質よって合否が決まります。

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初めてだと創業計画書のポイントが、なかなかわからないですよね?

私は毎月創業者様の融資のお手伝いをしています。
今のところ融資通過率は100%です。

この記事を読むと下記がわかります。

融資審査を通過する創業計画書の書き方

創業計画書の書式は沖縄振興開発金融公庫verと沖縄県verの2パターンがあります。

基本的には沖縄県verの創業計画書を使うことをお勧めしております。
沖縄振興開発金融公庫でも沖縄県verの創業計画書を受け付けてくれるからです。
沖縄振興開発金融公庫の審査結果が×でも、その創業計画書をブラッシュアップして沖縄県の融資制度に申し込めるので再度作り直す手間が省けます。

沖縄県verの創業計画書は下記ですので、ダウンロードして活用ください。

創業計画書
沖縄県創業者支援貸付の創業計画書
目次

創業者計画書の書き方7つのポイント

融資に通る創業計画書が何かを掴むために、まずは貸し手の気持ちになって考えてみましょう。
相手の立場になって考えることはビジネスにおいても重要なスキルです。

どんな人にならお金を貸しても良いと思うでしょうか?

貸したお金をしっかりと返済してくれる安心できる人ではないですか?

そうなんです。
最大のポイントは「貸し手が安心できる創業計画書にする」です。

そのための7つのポイントを下記に記載します。

1、開業の動機や目的が明確で誰もが頷く内容である

創業計画書(開業の目的)

1ページの「事業概要」に開業の動機・目的を書きます。

実は開業の動機・目的はとても重要です。

事業には困難がつきものだからです。
苦戦していても立ち直るきっかけになるのが、開業の動機や目的などのwhyに当たる部分です。
なぜ開業するのかが明確であれば事業の成功確率も上がります。

多くの人が共感できる開業の動機・目的を考え抜きましょう!!

2、代表者の経歴が新しい事業につながっている

創業計画書(代表者の経歴)

起業する分野の経験があったほうが当然評価されます。

未経験よりも、成功のポイントが分かるしクレームなどのトラブルを回避できる可能性が高いからです。

アルバイトでも良いので、事業につながる経歴は記載しましょう。
何をしたのか実績を書いてください。

資格についても事業にプラスになるものは全てご記載ください。

なお個人的には、未経験の分野で創業したい場合は、土日のアルバイトでも良いので携わってみて欲しいです。

3、ビジネスモデルが明確である

創業計画書(ビジネスモデル)

2.商品・サービス等の説明等は全項目が超重要です。

誰に(ターゲット)、何の商品・サービスを、何円で、どのように届けるのか。
これらをわかりやすく記載する必要があります。

ビジネスモデルが正確に伝わらなければ、融資を受けることはできません。

商品・サービスの写真やSNSなど、「2.商品・サービスの説明等」に表現しきれないものは、最後のページ「その他補足説明」に記載するか、別紙で添付してください。

家族や知人などにも見てもらって、一読で理解できるレベルを目指してください。

4、自社の弱みも客観的に把握し対策までも考えている

創業計画書(事業の弱み)

自社の強みについては、しっかりと書いているケースが多いです。

一方、弱みについて記載がない創業計画書も散見されます。

審査をする金融機関は、弱みのない企業はないと考えています。
弱みを書けていないと自社を客観的に見ることができていないと捉えられてしまいます。

経営者であれば、自社の弱みを冷静に見つめ、どう対処するかも考えておく必要があるのです。

弱みと対策についても必ず言及しましょう。


5、自己資金をコツコツと積み上げてきた

創業者向けの融資には自己資金を要求されます。
総事業費の20%と考えてください。
自己資金は銀行預金が中心になります。

当然ですが、審査側が口座の預金の動きも調べています。

コツコツ積み上げてきた資金か、その場しのぎの現金なのかはすぐにわかります。

一時的に入金されたものだと信用力が落ちてしまうので、コツコツと資金を積み上げてきた口座を記載することをお勧めします。
自己資金は創業者の本気度のバロメーターとも言われています。

なお、住宅ローン等の借入金がある場合、返済額の2年分を自己資金から差し引かれてしまうので注意が必要です。


6、収支計画の算出根拠に説得力がある

創業計画書(収支計画算出根拠)

3年分の収益計画を作らなければなりません。

その収益計画が絵に描いた餅でないことが大切です。

収支計画根拠のなかでも特に売上が重要です。


例えば飲食店経営で初月の売上を120万円としましょう。
内訳は120万円=3000円/人×20名/日×20日と書けます。

問題は本当に3000円/人の単価で20名/日のお客さんが来てるくれるかということです。

この数値に説得力を持たせるためにはどうすれば良いでしょうか?
近くの似たような飲食店の売上から予測したり、飲食店勤務経験があるならその店舗の売上から推測したりします。
可能な限り事実をもとに数値を作っていくと説得力が増します。

創業計画書に詳しく書かないとしても、面談で「この収支計画になると思う根拠は何でしょうか?」と質問されたらしっかりと答えられるようにしておきましょう。


7、写真やイメージ図などビジュアルで理解できるようになっている

創業計画書(ビジュアルで説明)

審査員は起業する事業について知識ゼロという前提で創業計画書を作ってください。

わかりにくいところは、写真やイメージ図で理解を補ってあげる必要があります。

例えば飲食店を出店する際は、内装のイメージやメニュー表、料理の写真もここに貼り付けます。

審査側の立場に立って考えればわかりやすいのですが、1000万円の融資を決めるのにどんな料理を提供するのかビジュアルが分からなければ、判断がしずらいですよね。

文章だけでは伝わりにくいと思った点については、ビジュアルで伝わる補足資料をつけてあげてください。

まとめ

  • 創業計画書には融資に合格するための7つのポイントがある
  • 貸し手の立場になってどんな人になら貸しても良いかと考えると想定しやすい
  • 重要なことは貸し手が安心できる創業計画書にすること
  • わかりにくいとろこは図や写真でビジュアル化する

融資のサポートが必要な方はお気軽にご連絡ください!!
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【融資サポート実績】
製造業、レストラン、居酒屋、料亭、キッチンカー、
冠婚葬祭業、フィットネス、リサイクル、アパレル、等

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この記事を書いた人

沖縄県浦添市/チャレンジ・アクセラレーター・コンサルティング代表/ 半導体材料メーカー→経営コンサル会社→独立/最前線で毎月30社の事業者さんをサポート/認定支援機関/中小企業診断士、事業承継アドバイザー、職場のSDGs推進コンサルタント/沖縄県産業振興公社、中小機構沖縄事務所、商工会議所の登録専門家/創業や事業、副業に役立つ情報を発信/経営戦略、事業計画、資金調達、補助金、お気軽にご相談ください

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