みなさん、こんにちわ!
毎年、新年度になると「稼ぐ企業連携支援事業」の公募が始まります。
2社以上の企業の連携体であれば、幅広い課題に挑戦できます。
しかもこの連携事業、補助金を出して「プロジェクトを進めてください!!」ではありません。
専門家が伴走しながらサポートしてくれます。
稼ぐ企業連携事業の概要を理解できる
この記事を読んで是非チャレンジしてみてください。
【伴走型支援が受けられる】稼ぐ企業連携支援事業
1、稼ぐ企業連携支援事業とは
事業の目的は「生産性を向上させ、収益力を強化し、稼ぐ力を身につける」ことです。
そのために、2社以上で連携した企業の新商品やビジネスモデルの開発、県外市場への販路拡大、域内調達の推進をサポートしてくれます。
プロジェクト採択予定件数は6件程度。
補助額の上限は900万円で1年目が9割、2年目が8割となっています。(1年後に継続可否の審査があります)
専門分野を持ったコーディネータが、
・プロジェクトの事前相談
・申請内容のアドバイス
・プロジェクトの円滑な推進
・実効性をはかるハンズオン支援
をサポートしてくれます。
連携自体は、同業者でも異業種でもどちらでもかまいません。
ただし、連携するA社とB社は両社ともに同じぐらいの成果を享受できる必要があります。
2、補助対象経費
補助対象経費は大枠として下記のような項目になっています。
・研究開発費、商品開発費、試作品費用
・プロモーション費、広告宣伝費
・販路開拓費
・展示会などの出展費市場調査費
・旅費
など
注意:人件費や労務費、設備導入費は対象外
詳細は要項をご確認頂きたいのですが、曖昧なものは事前に公社担当に相談しましょう。
事後報告は基本NGです。
3、採択されるためにやること
まずはプロジェクト概要書①、プロジェクト概要書②、収支計画書を持って事前相談に行きましょう。
①プロジェクト概要書は、
自社と連携企業の強み・弱み。
現状から考えられるあるべき姿とのギャップ(課題)。
連携することによってお互いの課題を解決できるのか。
などを書きます。
②プロジェクト概要書は、
誰に、何を、どのように、提供するか。
想定効果は何で、同業者との差別化要因は何か。
スケジュールをどう想定しているか。
を考えます。
③収支計画書は、収支予測です。
なぜその収支になるか根拠を明確にしましょう。
例えば売上=単価×個数としたら、
なぜその単価なのか、
なぜその個数が売れるのか、
答えを用意してください。
現状のビジネスでこれだけ売れているから新事業でもこれくらいになるだろうと事実ベースで語れるとgoodです。
下記のリンク先に要項があるのでご確認ください。
https://okinawa-ric.jp/service/4.html
まとめ
・稼ぐ企業連携支援事業は2社以上の企業の連携体で応募できる
・補助金を受けながら専門家に伴走してもらえることがポイント
・プロジェクト概要書①、プロジェクト概要書②、収支計画書を作成して事前相談へ
(これらの書類を作成するだけでも自社を見つめ将来を考える資産になります)
You Tubeでの説明もありますよ!!
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