起業する際は、ワクワクする気持ちでいっぱい・・・、
絶対に自分の夢を叶えるんだー。
その強い気持ちと反対に、不安もありますよね・・・・・。
自分のことを思い出すと、
・これで十分なのか、
・考えに漏れがないか、
・うまくいくと思い込みになっていないか
ということが特に心配でした。
この不安を解消するために、便利なチェックリストがあります。
この記事を読むと下記が期待できます。
起業する際に考えておくことの抜け漏れを防げる
チェックリストは、中小企業庁の「夢を実現する創業」を使うと便利です。
4ページから5ページにかけてリストがあります。
【成功確率を上げる方法】起業チェックリスト
チェックリスト5W1Hに沿って作られています。
5W1Hはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の略です。
起業のチェックリストは20項目あります。
一度チェックしてみてください。
自信を持って何個YESと答えることができますか?
YESの数によって起業に向けた準備状況がわかります。
18以上を目指して何度でもチャレンジしてください。
YES or NOだけでなく、問いに対しての答えを文章化しておくとさらに役立ちますよ。
ブラッシュアップできるようになります。
ここからはチェックリストの各項目の解説です。
1、Why(動機)
Whyは事業をするうえで最も重要な部分です。
事業していると困難にあう場面や大きな決断を迫られることが多いからです。
困難にあったとき、Whyの部分が弱いと気力が出ずに負けてしまいそうになります。
何か大きな決断を迫られたとき、Whyが不明確だと自信を持って選ぶこともできません。
whyの3項目はしっかりと掘り下げて考えておきましょう。
真の動機は、過去の経験から心踊ることは何かを振り返ると「はっ」と気づくことができます。
2、What(何を)
Whatは提供するサービスや商品について考える項目です。
あなたの商品がお客さんの手に渡ったときを想像しましょう。
・どんなところに喜んでくれるでしょうか?
・どんなお困りごとを解決するでしょうか?
・同業者と比べて何が良いのでしょうか?
お客さんになったつもりで何度も考えてみてください。
同業者のお店に行ったり商品を買ったりすることで考えが深まることも多いです。
3、Who(だれ)
Who(だれ)は、お客さんだけでなく、仕入先や人材確保の視点も入っています。
お客さんについてはターゲットという呼び方をします。
ターゲットの性別、年齢、趣向、お困りごと、所得なども具体的にしておきます。
ターゲットのお困りごとを解決することを最優先にwhatを練りましょう。
インタビュー可能なら起業前に商品・サービスについてどれくらいの価格なら買うか情報を入手することも大切です。
仕入先や内装工事、資金調達先も重要になります。
人脈がものを言うこともあるので、起業する前から意識して信頼を醸成しておきましょう。
周囲から信頼されていれば、腕のいい内装工事の職人さんなどを紹介してもらえることもあります。
最初から従業員を雇うことはお勧めしませんが、どうしても必要なら早めに声をかけておくべきです。
優秀な人は引く手数多なので、人を雇うと決めた瞬間に熱くさそいましょう。
4、How(どのように)
How(どのように)は、どのように事業を行なっていくかというなかで経営者の心・技・体を問うものです。
事業についての充分な知識と経験の目安は3年と言われています。
融資を受ける際の金融機関の審査においても3年が評価ポイントとなります。
石の上にも3年という諺どおりですね。
5、Where(どこで)
Where(どこで)は、起業する場所についての質問です。
特に店舗を出す場合、場所はとても重要です。
出店を考えているエリアに近いコンセプトのお店があったら、探偵のようにその店の前に立ち、どれくらい人通りがあり、どれくらい来客があるのか調べましょう。
平日と休日の両方をチェックすると良いです。
自店舗をオープンして数ヶ月後の来客数を推定できます。
Mienaで調べることもできるので下記記事をご参考ください。
6、when(いつ)
When(どこで)は、起業するタイミングについての質問です。
外部環境のタイミングと自身のタイミングの2つに分けて考えます。
外部環境は、自身のビジネスに不可抗力な影響を及ぼします。
コロナのときに観光客目当ての事業で成功するのは難しいですし、消費税増のときに高級品は売れません。
また、一時のブームに乗って起業するというのは気をつけましょう。
ブームが去ると閑古鳥が鳴くことになります。
自身のタイミングは、資金調達の目処や良い物件が見つけられるかにも影響されます。
7、事業計画
事業計画を作るのには次のようなメリットがあります。
1、計画書を推敲しビジネスを深められる
2、第3者に見せて意見をもらえるようになる
3、他人からリスクなどを指摘してもらえる
4、起業後に計画と実績を照らし合わせ反省ができるようなる
起業家は成功するという想いが強すぎて、リスクが見えなくなっているケースがよくあります。
本当に実現可能な内容になっているか、第3者に見てもらってビジネスを磨きましょう。
まとめ
- 創業に不安はつきもの、チェックリストを使って抜け漏れをなくす
- チェックリストは5W1Hで考える
- チェックリストの答えを文章化しておく
- 文書化したものは何度も練り上げブラッシュアップしていく
起業したいと思ったら、お気軽にご相談ください。
何をすれば良いのかアドバイスさせて頂きます。
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